司書 レポート 図書館サービス概論

図書館司書資格【近大通信】

3回、再提出をして、頑張ったレポートです。

丸写しは合格できません。参考にしていただき、自分なりに調べ、改良してください。

レポート説題

身近な公共図書館(都道府県立より、市町村立が望ましい)を観察し、このテキストに書いてあることと比較しつつ、その図書館の特徴を述べ、またあなたの具体的で実現可能な希望を列挙してください。

合格したレポート

解答 

★県の★立図書館を調べた。 基本的なサービスとしては、貸出は★市在住・在学・在勤と近隣の市町村に住む人が利用登録できる。1人 3行 20冊まで2週間以内。(AV資料は2点まで) 移動図書館が市内を巡回しており、一人、15冊まで次の巡回日まで約1ヶ月間借りることができる。  電子図書館は、★市在住・最近・在学の人が登録でき5点まで2週間借りることができる。  複写サービスは、図書館の資料に限り、著作権法の範囲内でサービスカウンターで申請して複写することができる。  読書案内は、利用者館内検索機(OPEC)で所蔵の有無を調べることができる。レファレンスカウンターを設けており、図書館員が利用者の必要な資料を探す手伝いもする。間接的な読書案内は、新着図書の案内や、本の見つけ方(資料詳細の見方)として、説明のプリントも設置している。ホームページでは、『★★』 という広報誌を掲載している。図書館ニュースや「じどうしつだより」、「移動図書館だより」、「電子図書館だより」、イベント報告、おすすめ図書などの内容が含まれている。リクエストサービスはネットワークサービスで、館内検索機やホームページで本の予約をすることができる。 また、予約された資料が確保されたときに電子メールで通知したり、借りている資料の状況の把握、貸出期間の延長、予約状況の確認・変更も可能である。図書館にない本の取り寄せをメールで申し込むこともできる視聴覚サービスは、図書館でデータベースを利用できる。インターネット、ナクソス、ミュージックライブラリー、ポプラディア、日経テレコン+★新聞などである。コピーサービスができるデータベースもある。レファレンスサービスは、カウンターを貸出・返却・予約受付・児童書向け・ふるさと資料と目的によって分けて対応している。本の場所がわからなかったり、書庫からの取り寄せはカウンター外の職員が迅速に対応する。文化・集会活動は、西部館で会議室や研究室が利用できる。本館でも展示会や各種行事、お話会やDVD上映 会なども感染対策をしながら行っている。

対象別サービスは、児童サービスとして、児童書のコーナーの配置が一般書のフロアーとは別になっており、 幼児等が少し騒いだり、読み聞かせをしていたとしても一般の方に迷惑にならない。靴を脱いで読み聞かせができるようなスペースもある。検索機は「こどもよう」としてひらがな表示で調べやすくなっている。

ヤングアダルトサービスは、「ティーンズコーナー」があり、10代向けの勉強や部活動など学生生活についての本や、なるにはブックのような未来を考える糸口になる本や雑誌がある。 

障害者サービスでは、ユニバーサルサービスの利用登録があり、デイジー・点字・CD・DVD資料、大活字本・LLブックの貸出が可能である。読み上げ機やデイジー再生機、拡大読書機も利用できる。来館が困難な方へのサービスは、宅配や電子図書館の利用を推進している。また、筆談、拡大鏡(虫眼鏡)、老眼鏡、車いすも用意されており、補助犬同伴の入館が可能である。 

市全体のサービスとしては、添付ファイルに挙げているように、市民一人当たりの蔵書数は2.0冊と近隣の☆市 区(1.05冊)・ 区(0.94冊 )・ 区(1.14冊)と比較すると高い。市民一人当たりの貸出数は2.33と 区(2.65) 区(2.29) 区(1.26)比較すると少し低いので課題が見える。平成28年に本館が移転してことを期に市在住の登録率が上がっており、平成27年には15.3% だったが令和元年には21.2%になっている。市民一人当たりの貸出冊数は平成27年の5.9冊から令和元年は8.1冊と伸びており、このことからも駅前の商業施設に移転したことで利用しやすくなり、サービスの充実がはかられているといえる。★立図書館の本館は移転後4周年を迎えて、移転直後と比較すると利用者の利用率が伸び悩む時期でもある。隣の 区図書館も2024年に新設を目指して進められているので、新しい図書館が近隣にならび、★図書館の更なる工夫が必要となっている。 

希望は、図書館で行われることを多くの利用者に知ってもらうために広報を工夫すること。特に小中学生はタブレット端末が支給され、家庭でもタブレット学習が推進されている。そこに図書館からも読書に繋げるコンテンツが提供できると、本を手に取る子どもたちのきっかけになると思う。情報化社会の中でも、実際に書物を手に取り、活字をよむ重要性は消えることはない。インターネットを駆使し、行政や教育機関と図書館の相互協力 で図書館の活性化と子どもの読書を進めたい。 

合格のポイント

前半は、テキストと比べながらその図書館の特徴を挙げる。

後半が苦戦。

先生のコメントとしては、

基本的なサービスや対象別サービスの実態についてもっと書いてください。
市全体のサービスが充実しているか「市民一人当たりの蔵書数・貸出数」などを近隣市や平均などと比べて評価してください。

とだけで…

結果、近隣の図書館の図書館年報から貸し出し数などを洗い出して、比較し、作ったグラフも添付ファイルとして挙げる。

参考文献は、HPの場合、閲覧日を記入

そして、やっと…4回目の提出で

改善点がよく反映しています ご希望が改善するよう、働きかけてみてください。

と、総評、合格がいただけました。(T_T)

データ解析とその根拠となる数字が必要だったようです。

なにせ、コピペができないので、2000文字の前半を打ち直すのにも時間がかかる…

スムーズに合格できますように…

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