元国語科教師的 我が子への読書感想文の書かせ方【追記🐜】

小学生育児

私なりの我が子のための読書感想文の書かせ方です。(対象小4と小2)

私の性格的に、

「書いてみて」からの、修正はムリーと判断し、本を読むこと以外は全部一緒にします。

本選び

青少年読書感想文全国コンクールの課題図書、一択。

読書感想文全国コンクール公式サイト
半世紀を超えて多くの児童や生徒に取り組み続けられている読書感想文。読書の感動を文章に表現することを通じて、読書の楽しさや素晴らしさを体験してもらい、子どもや若者たちの考える力を育んでいます。

間違いないからです。

課題図書は学年ごとに何冊があるので、そこから本人が選びます。

↓長女選:環境系

この世界からサイがいなくなってしまう-アフリカでサイを守る人たち (環境ノンフィクション)
この世界からサイがいなくなってしまう-アフリカでサイを守る人たち (環境ノンフィクション)

↓次女選:姉妹のエピソードあるある

つくしちゃんとおねえちゃん (福音館創作童話シリーズ)
頭がよくて、ものしりで、ぶ厚い本を読んでいて、ピアノはモーツァルトだってひけちゃう。だけど、ちょっと怒りっぽくていばりんぼう、そんなおねえちゃんはあたしの自慢です。おねえちゃんは歩くとき、少し右足をひきずります――。 気が強くて優等生の小学...

読んだあとに感想をメモメモ

私

どうやった?

という質問から始まり…

  • 面白かったところ
  • 疑問に思ったところ
  • 印象にのこったところ
  • 自分の経験と重なるところ→それにともなうエピソード

を、あげられるだけメモします。挙げれば挙げるほど次の構成につながります。

構成を考える

我が子は作文の構成を考えさせるのは難しそう。

学校からもらってくる「読書感想文を書こうプリント」に沿って書くことになると…

なぜその本を選んだのか→印象に残ったこと→自分のエピソード→まとめ

の誰でもかける、面白みのない作文で終わる…

私は、子どもの担任の先生に

先生
先生

お母さんが、書いたな

と思われてもいいから、我が子らしい文にしたい。

構成をするけど、ウソは書きません。本人への聞き取りで考えを掘り下げ、言葉にかえる。そして、作文にします。

原稿用紙に書く

パソコンに作文を打ち込み、

どう?どう?こう思う?とかいいながら、作文していきます。

私の文が偏ってくると、

長女
長女

それは思ってない

などと、注意されることもφ(..)

ついつい、行き過ぎる…やりすぎる💦

パソコンに完成した文をプリントアウトして、子どもが提出する原稿用紙に書きます。

下書きはパソコンで。

子どもは手書きでの下書きからの、本書きは重いらしく…

「て、に、を、は」がぬけたり、文字の間違いがよくあるので、段落を変えるところでよくチェックします。

最後に間違いを見つけて、何行も消すのは、色々しんどい…

読み直しは声に出して

本人に声に出して読み直しをします。

自分の言葉になっていないところは、すらすら読めません。意味がわかってないと、つまづきます。

つっかえるところを、噛み砕いて自分の言葉にしていきます。

感じたことを文章にできたという経験

自分の思っていることが文になったという経験ができたらそれで◎

次女
次女

ママが書いたやん

といわれたとて…

私

考えたのはキミだ!ママは文を組み立てただけなのサっ

で押し通します。

中学生くらいになったら、自分でかけるようになることを祈って…

文を書く上でのこだわりポイント

禁句「すごいと思いました」

多発する、

「すごいと思いました」

めっちゃ包容力のある、どこでも使えてしまう言葉。

しかし、禁句です。

中学生にも、口酸っぱく言っていました。

【すごい】は俗語的な言い方で、「すごく険しい」「すごくおいしい」「すごく悪い点数」など副詞的に幅広く用いられます。《コトバンクより》

すごい→すご○○に表現することで、文章の幅がひろがります。

比喩をつかってみる

「まるで〜のように」を入れるだけで、文章が豊かになります。

野に咲く花のように♪人を爽やかにして〜

最後に

教師側(読む側)は、誰の、どの作品をコンクールに出せるかなぁー程度で、今や夏休みの課題の中で、選択性の読書感想文は評価には入れられないはず。

ということを想定して…

私は、我が子と【文章を書く経験をしよう!】をメインテーマで、読書感想文に取り組みます。

それが、学年の代表作品になって、賞状をもらえたりなんかすると、けっこーうれしい!!!

次女 去年GET(>ω<)

親子共々自信になります。

長女は、2年生のとき、読書感想文コンクールで、読書感想の部で入選してました (゚∀゚)あれ?!

ゆたかな心をのばしましょー

えぇんやで〜

そろそろ、夏休みも終盤。

親の立場でも、課題の総仕上げという、別の闘いが始まる…

追記

読書感想文に関する三谷幸喜さんの見解

読書感想文のポイントは2つ。

①あらすじは不要

②「どう思ったか?」ではなく「どう変わったか?」

三谷幸喜さんが勧める「読書感想文」の書き方。「子どもの頃知りたかった」と反響呼ぶ
夏休みの宿題の定番である「読書感想文」。脚本家の三谷幸喜さんが、2つのポイントを明かしました。

めっちゃ納得

ぜひ参考にしてくださーい◎

この記事を書いたあとにちと反省し、感じたこと↓

PVアクセスランキング にほんブログ村 にほんブログ村 教育ブログ 教育者(中学校)へ
にほんブログ村 にほんブログ村 子育てブログへ
にほんブログ村

コメント

タイトルとURLをコピーしました