幼稚園、小学校の懇談会の時期に入ってまいりました。
懇談をしていた教師の立場だったこと一昔前。
懇談をしていただく保護者の立場になって、はや6年ほど。
する側も、していただく側も、それなりの緊張感があります。
中学校の個別懇談は基本、【三者】教師ー保護者ー本人(中学生)。
生活面と、学習面。学校では「こんなんですよ~」をお知らせする。
中3にもなると、「進路」のことで保護者は頭がいっぱい。
教師も「進路」に関して、しっかり伝えねば!!という気合です。
ただ、やっぱり気になるのは、親子関係。
教室に入ってくる表情からだいたい読み取れる。
「あ、これは親子共々、不安でいっぱいやな」
「仲よくないんやろな~ これは、学校のこと、話してないな…」
「なんだか、不信感でいっぱい…もの言いたげ…」
「親子、仲いいな~」
そんなところから、懇談は始まります。
誉めることは9割。
直すべきところ、1割。
大きなことでなくても何か、持って帰ってもらおうと、チクリとすることもいえたらな~と思っていました。それが、家での子どもたちに対する親の思いと重なると、お母さんの「そ~ですよね、家でもそうなんです。先生からもっと言ってください!!」をいただきます。
「我が子が、なんでそんなこと、言われなあかんの?」という表情をされることもありますが、そこは、生徒との信頼関係。ウソなし。
子どものことを信頼している!と言い張る親に限って、子どもが見えてないな…と感じるときもあり。
「そんな一面もあるということで…」と濁したり…
教師たるや、コミュニケーション能力が最も必要。それが個別懇談。
懇談が終わった夕方は、どっと疲れが押し寄せます。
それを知っているから、
親の立場になった時に…
子どもが褒められたら、自分が褒められた( ;∀;)ような気がして、うれしくなるし、
ここは直したほうがいいですね。と言われたら、“子は鏡”!
全力で「よく見ていただいてて、ありがとうございます!直すようにします!」を伝えます。
【誉めるだけのほうが、楽だから…】
長女が、幼稚園年中の時、
「ただ一つだけ、ノリの使い方が慣れていないようで、ちょっとつけすぎなところがあって、練習してみてください…」
と若い先生にご指摘を受けました!!
「ハ!家で、ノリはべとべとになるから、あんまり使わせていなかった…セロハンテープはめっちゃ使えるけど…」
ということがありました。
やはり、生活が出る…。
懇談は、親の立場でも肩の力が入ります。
今回はどんなことを言われるかな…ドキドキ。
我が子が中学生になって、懇談で教室に入った時、
「この親子は、仲良さそう。何でも話せそうだ」
と思ってもらえらえるような親子関係でいたいなー
コメント