PR

国勢調査2025【体験ブログ③】調査員だからこそ知っておきたい知識編

雑記・コラム

国勢調査員体験記第3弾!【豆知識編】

面白くなってきました(ΦωΦ)

国勢調査員の説明会では、

国勢調査に関する基礎的なことは「知っていますよね」前提の調査に関する説明だけでした

私(調査員)
私(調査員)

そもそも国勢調査って、なぜ必要?

国や市町村は世帯ごとのデータを持っているのでは…?

そう思って調べてみたら、意外な理由がわかりました。

私が驚いたポイントをまとめます。

調査拒否や調査員の情報漏えいに対する罰則

なかなか細かい質問に

一般の方
一般の方

絶対答えないといけないのか?

日本に住む外国人
日本に住む外国人

答えなかったときどうなるの?

調査員
調査員

調査員が調査で知り得た情報を漏らすとどうなるの?

という究極の疑問…

調べてみました!

📊 統計法における罰則まとめ

統計法では、調査対象者(国勢調査に回答する人)調査員(調査に従事する人)の双方に義務と罰則が定められています。

区分 義務・禁止事項 罰則
👥 調査対象者側
(国勢調査に回答する人)
📝 調査票を提出しなければならない(報告義務) 50万円以下の罰金(第61条)
⚠️ 虚偽の記入をしてはいけない(虚偽報告の禁止) 50万円以下の罰金(第61条)
🚫 報告を拒否・妨害してはいけない 50万円以下の罰金(第61条)
👮 調査員側
(調査に従事する人)
🔒 知り得た秘密を漏らしてはいけない(守秘義務) 2年以下の懲役または100万円以下の罰金(第57条)
📂 調査票を不正に収集・使用してはいけない 1年以下の懲役または50万円以下の罰金(第58条)

💡 調査対象者には「回答義務」、調査員には「秘密保持義務」が課されており、双方に厳格な規定と罰則があるのが特徴です。

補足:統計法には「回答義務」や「罰則(50万円以下の罰金など)」が規定されていますが、

実際に国勢調査で罰金が科された事例は確認されていません。

国勢調査の回答率は毎回90%以上と非常に高く、多くの人が協力しているため、罰則を適用する必要がほとんどないのです。

総務省も「処罰を目的としたものではなく、協力をお願いする姿勢」と説明しており、罰則はあくまで“抑止力”として置かれていると考えられます。

結果はどう生かされているのか

調査結果は何に生かされているのか?

というのも素朴な疑問でした…

📊 統計調査の具体的な活用例

  • 🏫 学校・教育:小学校や中学校の新設・統合、学級数や教員数の調整
  • 🏥 医療・福祉:病院や高齢者施設の配置、地域ごとの介護サービス計画
  • 🚌 交通・インフラ:バス路線や避難所、防災拠点の設置
  • 🏢 企業・商業:店舗出店計画や地域マーケティング
  • 📈 研究・政策立案:人口動態分析や都市計画、地方創生の資料

※回答率が高いほど、より正確で効率的な計画や政策立案が可能になります。

神戸市で言うと、

新しい小学校「舞多聞小学校」がその一例。

少子化で統合が進む一方、

子育て世帯が集中する地域では児童数が急増し、

既存校ではキャパオーバーになることが予想され、新設につながりました。

今や各学年10クラスや9クラスあるマンモス校!(想定以上だったかもしれません🥲)

調査員の私
調査員の私

小学校が新設されたのも

この国勢調査が一役買っている!

ということ。

これらの身近な例を知ると、調査票提出は正確・丁寧に

不審がられる調査員も、堂々と確認できるような気になります!!!

ちょっと笑える国勢調査の豆知識

国勢調査2025のキャンペーンサイトです↓

国勢調査2025キャンペーンサイトへ
国勢調査2025キャンペーンサイト
総務省統計局が運用する、国勢調査2025キャンペーンサイトです。日本で最も重要な統計調査「国勢調査」を2025年(令和7年)10月1日現在で実施します。

マツケンさんを起用しているあたりに…🌝

えぇ!と少しびっくりするやらの国勢調査に関する豆知識

  • 全国で調査員は61.4万人(2020年)いる
  • 2025年で神戸市の調査員募集は9000人
  • 大正9年から105年続く22回目の歴史ある調査
  • 国勢調査の「国勢」は(国の勢い)ではなく【全の情
  • 国勢調査のロゴマークは富士山がたくさんの【人】でできている

【最高峰の調査】だそうです🗻

調査票を見ると、細かくてめんどうだなー

と感じることもあるかもしれませんが、

一つ一つの質問が未来の町づくりや、防災、商業の発展など、私達の生活のために役立つデータになる!と思うと、また気持ちも変わります。

📄 国勢調査なるほど!(PDFを開く)

さらに詳しくは↑こちらを読んでみてください

調査中に【国勢調査とは?】を聞かれることも無きにしもあらず…

少しでも基礎知識を知った上で調査してみるのはいかがですか??

共にがんばりましょーーヽ(´ー`)ノ

人気ブログランキングでフォローPVアクセスランキング にほんブログ村

コメント

タイトルとURLをコピーしました