「先生って、夏休み、何してるん?」
けっこう聞かれます。お答えは、
「先生も、生徒が来ないだけで、学校で仕事をしていますょ」
私が教師現役時代はざっと10年前。その時も入退勤の時間は結構厳しくなっていました。そのさらに5年前くらいは、先生も夏休みや冬休みは、だら~っと学校にきて、気づいたらいない?みたいな職員室も当たり前だったようですが…(自治体による?)
飲み会に行った帰りに、そのまま車で帰っちゃえ~
という時代はとうに過ぎた。。。そんな感じです。
今は、先生もタイムカード(みたいなの)があるみたいです。
(夫は現役中学校教師なもんで。)
教師の夏休み。なんだかんだ忙しく、すぐに過ぎてしまいます。
強いて言えば、いつもの平日に比べて、
- 早く帰れる
- 休みがとりやすい
というくらい。
先生、夏休み、学校で何してるん?
部活動、水泳の授業補充、職員研修、リーダー育成研修(生徒あり)…など、授業のある平日に入れられない行事や研修などもありました。コロナ禍後もだんだんと戻ってきているはずです。
8月のお盆を過ぎたら、2学期の準備や会議も佳境に入ります。さらに、始業式が早くなっていて、9月から2学期~という区切りは無くなってきています。
先生、たいへ~ん!!!
教師という職業が天職!!生徒たちがかわいい!!
と思っていても、夏休みを目指して、長期休みにむけて、頑張っている先生方は多いはずです。
それまでに来る、成績処理や、個別懇談は、頂上が見えているのにさらにおいうちをかけて、とっても急な斜面や、めっちゃ滑りやすそうな岩場がわかってるのに現れて、これまでの疲れもたまっているのに、頑張って慎重に登るような感じです。
先生もしっかり夏休みをとってください
親の立場になって、先生方のありがたみをひしひしと感じています。
平日で考えると小学校はまだ帰ってくるのが早いけれど、中学校で部活動も!ともなると、家族よりも先生方のほうが、子どもといる時間は長いかもしれない。
親からすると、
「夏休みか~子どもたちが家にいる~お昼ご飯つくらなあかん~しんど~い」
「もうちょっと夏休み、短くならんかな~」
「部活動、行ってくれへんかな~」
が本音。
その反面、先生は動いているということです。
先生も、しっかり夏休みをとって、リフレッシュしてください。
それが、健全に2学期を迎えられる秘訣。
お家でも、ちょっと頑張らないといけないけど。((+_+))
生徒がいないと自然と寂しくなる
緊急事態宣言が明けて、子どもが学校に通いだしたとき、小学校の先生が、
「学校に子どもたちがくることができるようになったことこそが、喜びです」
とおっしゃっていました。
ほんとそれ。
長期の休みが、教師の本来のあるべき姿を取り戻すきっかけになります。
全て、生徒のためにしていることなのに、生徒がいなければ、何のための教師の仕事なの?というところで。
夏休み、終わりの方になると、「あ~2学期、始まってしまうな」と思いながらも、「2学期、どんなことしたろかな~」と楽しみになる。半々です。
夏休みの誰も来なかったのに、少し埃っぽい教室を整備しながら、始業式に来る生徒の顔を思い浮かべてたりします。
教師は、「あ~やっぱり生徒がいてこそ、学校やな」
親は、「学校行ってくれて助かる~ありがたい」
と思えたらいいな、と感じます。
我が家の長女は『夏休みイヤ、ずっと学校行きたい!だって、友達に会えるし、学校のほうが楽しいもん』だ、そうで。
家には、もしかすると、先生よりもうるさい?!先生いがいるからか(`・ω・´)
夏休み、家でも楽しむぞーー(=゚ω゚)ノ
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