4人の子育て中(小6〜2歳)の主婦です!
この小説に、マハってしまいました。
インスタグラムで紹介されていて、
@nancco_hon
手に取ってみました🙏
【スピーチライター】という知っているようで、知らない…
興味をひく紹介文!
OL二ノ宮こと葉は、想いをよせていた幼なじみ 厚志の結婚式に最悪の気分で出席していた。ところがその結婚式で涙が溢れるほど感動する衝撃的なスピーチに出会う。それは伝説のスピーチライター久遠久美の祝辞だった。空気を一変させる言葉に魅せられてしまったこと葉はすぐに弟子入り。久美の教えを受け、「政権交代」を叫ぶ野党のスピーチライ ターに抜擢された! 目頭が熱くなるお仕事小説。
読み始めて、すぐに言葉のまほうにかかり、
魅了され、次々にページをめくりたくなります。
ストーリーの流れに、随所に出てくる実際のスピーチ。
これからスピーチをする機会がある方、
日々教壇にたって、子どもたちの前で授業やST(朝の会)などのスピーチが日常の先生方も。
人から発せられた言葉に、参列者・聴衆・クラスの生徒が、
ここまで心動かされる仕組みがあるのか!ということを教えてくれます。
引き込まれた表現のご紹介
言葉は、戸惑い喘ぐ心にぽつりと落ちてきた一粒の雨のようだった。それは すうっと広がって、胸の奥底にじわっと吸いこまれていった。
胸のずっと奥のほうに、小さくてあたたかい何かがぷつんと芽生えるのを感じた。それは急速に成長し、私の心をすっぽりと覆う、みずみずしくて大きな木になる予感がした。
そのひと言は、乾いた砂浜にすうっと寄せる波のようだった。
雨 芽生え 波 …
自然を比喩にすることで、言葉の広がりがじわじわくる
その一文を見つけるたびに、付箋を貼り、
比喩表現の豊かさを味わっていました。
自分自身の結婚式の来賓ご挨拶を、その当時の校長(上司)にお願いして、
大絶賛だったり…
自分が友達の結婚式で依頼された友人挨拶を、
動画制作に命を懸けて、前後の挨拶って…と直前に焦ったりしたな~
と懐かしんだり…もできました( ;∀;)
ぜひ、ご一読ください。。。
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