夫がたまたま図書館で手に取った本
📖 『スナック キズツキ』マガジンハウス文庫(益田ミリ)
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パパ
何回も読み返したくなるよ!

私
ん?どういうことだ?
とか言いながら読み進めていたら、
なるほど!
登場人物たちがそれぞれ少しずつ繋がっていて、
「あれ、この人ってさっきの章に出てきた人?」と前のページに戻りたくなる仕掛け。

30分もかからず読めてしまいます。

お酒の出ないスナックに立ち寄った人達のあっさりしたエピソード
だけどどこか繋がっていて
何か気になる
あーなんかわかるなーという感覚で自分の経験と重ね合わせながら読めて
共感というほどでもないけど
スナックキズツキいってみたいーーー
いっしょにマラカス振りたくなる
そんな本です(どんな本だ…w
夫は娘たちと
相関図を描いていました

益田ミリさん
この本に出会う前に、
この絵本を覚えていて…
📖 『はやくはやくっていわないで』(ミシマ社)
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題名だけで ドキッ としてしまう
親心なのですが…
グサグサくる一冊でもあります。
Amazonから抜粋👇️
【著者より】
刊行によせてわたしの心を温かくしてくれる思い出のひとつに、小学校一年生のときの教室でのできごとがあります。
その日、クラスのみんなでくじ引きを引くことになりました。なにをもらうためのクジだったのかは忘れてしまったけれど、楽しい雰囲気だったから、きっとレクレーションの時間だったのでしょう。担任は若い男の先生でした。順番にクジを引きなさいと先生が言ったので、生徒たちはいっせいに前に走っていきました。 だけど、わたしはグスグズしていて出遅れてしまった。クラスメイトの中で一番ビリ。こんな最後に並んだら、もういいものなんてもらえない……。そう思うと悲しくて、せっかくの楽しかった気持ちもしぼんでしまったのです。
すると、思ってもみないことが起こりました。先生がわたしのところにやってきて、 みんなの前でこう言ったのです。
「一番最後に並んでえらかったな」
わたしは先生に誉められてびっくりしました。びっくりしたけど、すごくうれしかった。うれしくて、うれしくて、もう35年も昔のことなのに、思い出すと今でも温かい気持ちになるのです。先生は、最後の子供までちゃんと見ていて、待っていてくれた。
はやくはやくって言わないで、待っていてくれたのです。
励まされたり、なぐさめられたり、人はたくさんの言葉を受け取って前に進んでいく。
でも、一番うれしいのって、誰かが待っていてくれたことじゃないかなとわたしは思うのです。
ながく読みつがれる絵本になることを願って。
2010年10月 益田ミリ
心の中に誰もが持っている感覚を
絵本やマンガや文章で表現できる人を
心から尊敬します。
『すーさん』シリーズも読んでみたいなぁ

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